2004年 12月
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12月31日(金)
大晦日。南端タスマニアで迎えた大晦日は何度目か、、、。昨年はアイスランドのレイキャビック、北のはずれだった。テレビの報道は「TUNAMI」の被害の酷さ一色だ。例年とは違う気持ちで重い。外では平和な青い空と海、ノンビリした海鳥の戯れ、、、。本日はまた同じホテルに泊まるので、St.Helensの街で食料調達。用意したカップラーメンは食品の持ち込みが極度に厳しい、オーストラリア入国で半分取られてしまったらしい。ウイルスや外敵から守るには、仕方がないのだろう。まさに地球で最後に生き残るのは、この国かもしれない。風の強い港で、ベンチとテーブルにいっぱい食料並べて昼食。午後は山間部に入り、くねくね、ゴトゴトと竹内の好きな悪路ドライブ。夕方ホテルに戻り、ホテルのレストランで2004年さよならパーティー。私は早々にダウン。特にこちらに来て、ゆっくりと眠れるので嬉しい。
12月30日(木)
真っ青な空、素晴らしい快晴。朝食をとっていると千々岩さんの奥さんと娘さんが会いに来てくれた。日本から送った昼食用のカップラーメンは届いていないとのこと。魔法瓶のポットの荷物をシドニーで積み損なったらしく、それもなし。今日はホバートで買い物、、、、としばらく、町中の広場のお店を散策。うっかり駐車違反をしてしまって罰金の請求書が車にくっついていた。いつも買うお店の女主人が「以前にも来たね」と3年前のことを覚えていて、、、、、そうこうしているウチにカップラーメン(半分のみ)は届き、ポットも空港に到着したと連絡が入る。これで取材体制が整い、いざ、出発。東側の海岸線を北上。どこまでも美しい海岸、白い砂浜と青い海に感動。本日の宿泊はScamannderのビーチホテル。昨日は魚介類なので、今日はお肉だ、というのもいいけれど、やっぱり私はナマ牡蠣。それに野菜。タスマニアは土壌の質がよく、野菜もホントに美味しいのだ
12月29日(水)
朝7時30分シドニー到着。ここでオーストラリアへの入国審査。途方もなく長〜い行列がいつ終わるのか、、、、すでに高齢の母がうんざり顔。佐知子が係官に「年寄りがいるので早くして欲しい」と頼み込む。こういう時にサッチャンの本領発揮。お陰で半日はかかりそうな列を抜けて、早々と入国審査終了。成田で預けた荷物を受け取り、国内線へ乗り継ぐ。ここでも行列。オーストラリアは夏休みまっ盛りで、どこも人の波だ。午後のホバート行きの便に乗り込む。1時間半ほどで久々のタスマニア・ホバート到着。ハイシーズンのため、レンタカーやホテルの調達に大変だったと、現地のAJRPの千々岩さんから聞いていた。用意されていたのは5人乗りのホールデンのステーションワゴン。やっと荷物を詰め込み、ホバートのホテルへ。夏にしては涼しい風の中、第1日目の夕食は港のシーフードレストラン。山盛りの海の幸と、美味しいタスマニアワインで皆、上機嫌。夏の夕暮れは遅く、日没は9時半をまわっていた。
12月28日(火)
一昨日、発生したインドネシア・スマトラ島での巨大地震。その津波による犠牲者が刻々と増えて、報道されている。不明者などの数は、連絡のとれない地域を考えると、これからも日を追うごとにふえるだろう。何となく不安な思いの中、午後4時、目白を出発。7度目のタスマニア旅行に出発。85歳の母も同行。世話係の佐知子も加わり、アシスタントの種清とで3世代、5名の旅だ。首都高、年末の渋滞も心配したほどではなく、早めに成田到着。見送りの福島とともに満員のお寿司屋さんで乾杯。日本を飛び立つ。20時20分発シドニー行きのQF22便。今年も忙しかった! しばらく下界のことは忘れてノンビリしよう「お疲れさま!!」またまた乾杯。にわかベジタリアンの特別機内食をゆっくり楽しみながら、南へ南へ・・・・・更に南へ。

12月23日(木)天皇誕生日
本日は現邦研、最終日。12時から講師会。来年3月26日の10周年記念コンサートについて打合せ。今まで現邦研で委嘱してきた作品を演奏するに当たり、各講師の協力を得て、それぞれの社中で1曲出演してもらうことになった。また来期11期の洗足学園音大での講座や体制についても話し合われた。午後1時30分からは年末恒例の研究生によるコンサート、そして講師による講評会。「陽炎」「粋」「ピンダロスの涙」「明鏡」「パンジーエチュード」「樹冠」など6曲。そして前期のニッパー賞受賞者・藤田智子の十七絃演奏「なばりの三つ」。引き続きシンポジウム「演奏家への道」。司会の山ちゃんの誘導で、どのような意識と経験で演奏家としてやってきたか、を語る。出席者は石垣清美、福永千恵子、西川啓光等の講師に加え、若手講師は吉原佐知子が出席。終わってからの打ち上げは、今学期最後だけに研究科生がはじけた。最後は目白で一番コーヒーとケーキが美味しいル・プティニ。今日も長い一日お疲れさま!

12月21日(火)
本日は砂崎知子さんのリサイタル。しかし古谷美容室はお休み。会場に近い東京プリンスホテルの美容室を予約。ソバージュにかけたばかりのチリチリヘアーに苦戦していたが、ナンとかアップになった。2時から舞台リハーサル。「新娘道成寺」は砂崎さんの三絃替手、本手は私、尺八が佐野鈴霏氏。「新ざらし」は箏弾きまくりのトモゴンパワー炸裂。どうにも止まらない! 本領発揮で素晴らしかった。終わってもまだまだ元気な若い砂崎さん(私より3年先輩)に圧倒される。打ち上げも大勢賑やかに集まって、それぞれトモゴン絶賛。お疲れさまでした。
12月20日(月)
午前中、洗足学園音大、邦楽教室の工事終了で引き渡しのセレモニー。教室は音がよく響いて、音響がよさそうだ。となりの教員用の部屋も広い。ちょっとしたコンサートも出来そうだ。楽器や備品が入ると変わるかもしれないが、早く箏や三味線の音を聴いてみたいものだ。終わって構内の教員用レストランで万代理事、高森部長、学事部の千田氏らと昼食。夕方は明日の砂崎さんのリサイタルに備え、整体へ。正座して練習するせいか、足腰の痛みがとれない。治療の後はもう練習などできず、ゆっくりとするしかない状態になり、何もせず明日に備える。

12月18日(土)
西麻布・フレンズで玉木宏樹氏の「土曜のお茶会」。手伝いの米ちゃんは寝坊したとかで現れず(バカツン! 本番の日に寝坊するなんて!!)。箏のサッチャンと1時前に現地到着。フレンズ満杯のお客さんで、ヴァイオリンの水野さんの娘さん綾乃さん、福田六花氏など、いつもながら賑やかな顔ぶれ。「いちめんの菜の花」もサッチャンに唄ってもらったりとバージョンを工夫。私の声と全く違って、結構面白くなる。終わってからは「はまのや」さんで二次会。早々に引き上げ、東急ハンズへ買い物に行く。来年度の手帳購入。最近は忙しくて買い物もままならない。ついでに我が家の入り口に飾る猫の鉢置と、変なイルミネーションを買う。結構気に入っている。
12月16日(木)
文部科学省指定制作・教材ビデオ「和楽器で音楽づくりを楽しもう」のビデオ撮り。松尾祐孝氏の「さらし」の音型で作曲された「さらし五変化〜尺八・三絃・箏・十七絃のために〜」演奏は現邦研メンバーで、山口賢治、山本普乃、吉原佐知子、松本京子。それに古典「さらし」の合の手の一部分(?)は私と佐知子で演奏。予定時間より早く終わった。がしかし、ビデオ制作会社の車など、駐車場の入れ替えに手間取り、なんと! 愛車のRX-8のボディーが削られた。う〜ん、頼んだ私がいけなかったのだ。練習中だったので、自分でやらずに頼んだ私がバカだったのよね、山ちゃん!!
12月15日(水)
現邦研主催・箏曲組歌会演奏会、紀尾井小ホール。鳥居名美野先生を代表として、流派を越えて集まった箏曲演奏家が競演する、組歌だけの演奏会。今年で4回目。午後2時30分からのゲネプロに立ちあう。「四季曲」「橋姫」「思川」「桐壺」「当流四季源氏」「雲井曲」の6曲。秘曲中の秘曲とされたものや、同じ曲でも流派によって、異なる節などあって面白く、興味は尽きない。聴衆も確実に増えてきて、貴重な演奏会になった。来年度も続けたいとは思うのだが、運営上いろいろと問題があり、果たして洗足学園音大に移っても可能かどうか、話し合いを要する。1月に出演メンバーの皆さんに集まってもらうことになった。
12月13日(月)
先日、NHKで会ったお箏やさん「とみお」さんが、新しくすくい易いバチを開発したので見て欲しい、と木撥と象牙の2種類を持ってきた。木撥は今までのものより、ずっと音がよい。確かに掬い撥も容易だ。丁度、大きめの撥が欲しかったので、象牙のはぎ撥を注文。どの程度、弾き易いか、は実際に使ってみないと解らないが、、、。腕や手先への負担は軽い感じがする。こうして少しでも楽器や道具が改良されていくのはいいことだ。どんどん進めてもらいたいものだ。特に音色がよくなるものは大歓迎。
12月8日(水)
NHK、509st.にてお正月放送用の録音。山田流箏曲「四季の遊び」。箏・西潟昭子、鈴木璋子、三絃・西潟美溪。鈴木さんは芸大の1年先輩で、長いお付き合いがある。いつも優しいお姉さんという感じで、甘えさせてもらっている。私が一人っ子のせいか、頼れる先輩がいるのはとても有り難いと感じる。それが同じ山田流なので、なおさらだ。古典は一人ではどうにもならないから、、、。「四季の遊び」は2回通して録音したが、やはり始めの方が勢いがあって、よかったように思う。しかし母は2度目をと主張。ディレクターにお任せして終了。帰りには新宿パークタワーのニューヨークグリルで、母にご馳走してもらった。
12月1日(水)
午前10時、毎日新聞社2階、メガポート放送会議室にて、BS.CS番組審議委員会。今回も3番組、クイズ「イントロQ」、将棋番組「速報、将棋順位戦」、「映画番組宣伝」を視聴して審議。今回は私を含めて7名の審議委員が出席して、約2時間の会議終了。
午後は北千束の砂崎知子さんのところへ。砂崎さんのリサイタルのためのリハーサル「新娘道成寺」「新ざらし」。トモゴンパワーに圧倒された2時間。終了後、溝ノ口の洗足学園音大へ。来年度からのカリキュラムについての打合せなどでまたまた会議。有意義な長〜い一日が終わって、少々疲労。!