2005年 2月
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2月24日(木)
TAオフィスで新人スタッフの面接。本年3月で4年間務めたヨッシーこと吉住が卒業するので、3人の女性スタッフ志望者。いずれも、日本写真芸術専門学校(竹内が副校長を務める)の卒業生だ。それぞれの履歴書、写真作品、「どうしてTAオフィスに入りたいか」を書いた文章などを提出してもらう。TAアシスタントの先輩、清水哲朗君にも加わってもらっての集団面接。さまざまな質問をぶつけて、本人の覚悟を探る。薄給、不規則な時間など、アシスタントスタッフは過酷な条件に耐えなければならない。何よりも竹内の仕事がスムーズに行くように察することが望まれる。面接した時点では、どの子もハキハキして、しっかりしていそうだ。しかし採用は一人。さて、だれが採用になるか、、、、。
2月23日(水)
夜7時から虎ノ門・視聴覚協会会議室において、ビデオ「和楽器で楽しく音楽創り」の完成試写を見た。製作に携わったスタッフ、文部科学省関係者、監修の坪能由紀子氏、作曲家・松尾祐孝氏、モデルとなった小学校の望月美奈子先生、中学校の和田崇先生らと歓談しながら楽しく見る。子どもたちの生き生きとした表情や、さまざまな音を和楽器から発見して、音楽を創っていくさまが、うまく構成されている。こういう画期的な教材ビデオが音楽の授業に活用され、取り入れられて活かされれば、子どもたちにとって、音楽が大きく広がりを持ち、イメージが膨らみ、和楽器に親しみを持ってくれるのではないだろうか。期待は高まる。ビデオ完成お疲れさまでした! カンパーイ!
2月20日(日)
昨日の「尾上の松」に引き続き、古典作品研究会の最終リハーサル。鳥居名美野先生の立ち会いで組歌「梅が枝」「明石」「薄雪」「雲井曲」が4曲。それぞれの趣が淡々と唄われる。組歌のよさを充分にご指導してくださった鳥居先生のご苦労にいつもながら感謝。最終的な仕上がりに期待しよう。午後からは「根引の松」。先週、私だけが練習に参加できなかったので、三絃の合わせを最終チェック。いざとなると、細かいところまで合わせたくなり、注文が多くなる。全体リハーサル終わって、来週も練習しよう、ということになり、まだまだ最終リハではなくなった。やはり大曲なので、最後まであきらめず、頑張ろうー!
2月18日(金)
洗足学園音大の入学試験のために朝9時前に自宅を出発。首都高が事故渋滞で用賀まで90分、という表示に慌てた。それでは遅刻だ。ナンとしても遅刻は出来ないので、目黒方面に回避。しかし出口を間違え、ワケがわからなくなり、焦ってナビを頼りにウロウロと、道を間違え、挙げ句の果てに、なんと! 追突され、ドスン!ゲゲーもうダメかと思いつつ、ヘトヘトになり、ナンとか洗足学園音大にたどり着いたのは15分前。時間は楽勝だった。洗足学園音大には車の乗り入れ禁止条例があり、ミョーに納得。 しかし車、使用禁止にでもなったら私はすぐに登校拒否になりそうだ。いくつかルートを探しておこう。
2月17日(木)
現邦研の卒業生で現在フリーのレコーディングディレクターをしている温井亮がやってきた。最近の仕事だという津軽三味線の名手・木乃下真市(木下伸市改め)氏のCDを持ってきた。温井君はもともとギターやベースをやっていて、ポルトガルの田舎を旅行した時に数日間、同行したり、ニューヨークでのコンサートに来て手伝ってくれたり、で何か音楽関係の仕事を探していたようだった。「これからは日本の音楽を勉強しなくては」と決心して現邦研に入学してきた。三味線を専攻しながら見聞を広め、ある時、ビクターの仕事をさせてもらうようになった。本人にとっては生き甲斐のある仕事で、幸運に恵まれた。それもみな上司の藤本草氏(現・ビクター財団理事長)や先輩方のお陰である。
2月14日(月)
バレンタインデー。特にプレゼントをする習慣はなく、竹内のいただいたチョコを味わう程度なのだ。
午後、東京新聞の取材をうける。テーマはコラボレーション。特に洋楽器との組み合わせに興味があるとのことで、30年前の第一回リサイタルの頃の話など、思い出しつつお話しした。特に意識して洋楽器とコラボレーションしたワケではなく、結果的にそのようなことが多くなった。しかし、そのお陰で三味線の機能面の充実を図り、工夫を凝らしてきたことは、三味線の音色を考える上で、重要な手がかりとなったようだ。記事は19日(土)の夕刊に載るとのこと。
2月13日(日)
本年1月4日、92歳で亡くなられた岸辺成雄先生のお別れの会が、帝国ホテルでしめやかにに行われ、大勢の方々が参集した。東洋音楽学者としての著書も多く、また箏曲家・藤井千代珠先生のご主人であり、次女・百代(藤井千代賀)さんの父上でもあるので、何かとご縁があり、大変お世話になった。私のCDをお送りしたときなどは、必ず一筆ご批評を書いてきて下さった。また、やさしいもの静かなお声は、説得力があり、未だに耳に残っている。偉大な研究者の足跡をあらためて偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
2月10日(木)
夜、現邦研・研究科の授業。YUKI森本氏の新作「恵嶺奈(ELENA)」のパート練習と合奏練習に入る。編成は箏1,2,十七絃1,2,三絃1,2,の6パート。拍とリズムを全員で共有することが難しい。メトロノームに合わせて基本テンポをしっかりとらないと合わせにならないのだ。今まで現邦研では、指揮を入れないことを原則にしてきた。お互いの息を合わせて合奏する重要性を解って欲しいからだ。そのためには何度も合奏練習を必要とする。一人でも欠けるとまた一から出直しになってしまう。全員揃っての練習を出来るだけ多く、本番(3月26日現邦研10周年記念コンサート)までに行いたいと思う。
2月5日(土)
新しく発売された野沢徹也(三絃)のCDを聴いた。昨年すでに2枚のCDをリリースしている。なかなか精力的な活動で頼もしいかぎりだ。今回のほうが、より鮮明に個性を打ち出し、同時代性を強く意識し、若い世代の作曲家の作品を楽しめる内容になっている。今後が楽しみな三味線演奏家に育ってきて嬉しい。そういえば2日の夜、野澤から電話があり、女の子(名前はこころ)が誕生したとのこと。箏演奏家の奥さん(野澤佐保子)ともに元気だそうだ。オメデトー!新米パパ。益々張り切って自分の音楽を築いていって欲しい。

2月3日(木)
昨日、道東をぐるっと廻って屈斜路湖のプリンスホテルに宿泊。全面凍結の湖を一望する部屋でゆっくり起床(私だけ)またまた温泉につかって、ゆっくり。皆さんは極寒の早朝撮影で6時に出発。山の上はとびきり寒かった、と朝食に戻ってきて話していた。今回はお天気に恵まれて、収穫がたくさんあった、と竹内も大満足。帰りは釧路近くの白糠の美味しくて有名なラーメン屋さんに寄り昼食。夕方、帯広の「フォトプラザ910」へ。注文してあったキヤノンのIXY(渋い赤のデザインが気に入って)を購入。夜8時の便で東京へ。今回も大変お世話になりました。いつも気配りの工藤さん、有り難うございました。お陰様でいい景色の旅を満喫できました。
2月1日(火)
早朝5時起床。6時ホテルを出発。十勝川沿いで日の出撮影。マイナス20度はあるようだ。凍てつく朝もやの中、霧氷が光る。竹内、工藤氏、それに3人のアマチュアの方とアシスタントの種ちゃんで総勢7名。3台の車で移動。お昼には青く輝く摩周湖へ。以前は不凍湖といわれたが、最近は凍ることもあるようだ。人工的なものを規制しているのでその美しさは格別。夕方、一気に道東の海、野付半島へ。よく晴れているので、知床連山、国後島が美しく見える。尾岱沼・シーサイドホテル泊。本日も海の幸と温泉を堪能。