2005年 3月
< 前の日記 
 次の日記 >
3月30日(水)
午後6時から全日空ホテルで第26回松尾芸能賞の授賞式に出席。鳥居名美野先生が長年の研究や演奏活動の成果によって、受賞されたのである。誠に喜ばしいことである。組歌の活動が認められたことも受賞理由となっている。華やかな授賞式は、組歌に対する緻密な研究、他の誰も出来ない地道な努力の結果なのだ。これからも益々研究、演奏活動と頑張っていただきたいと思う。洗足音大に移っても組歌の講座は続けられる。より多くの人たちに組歌のよさを伝えていただきたい。鳥居先生おめでとうございました!
3月28日(月)
本日と明日は現邦研の引っ越し。これからはスタジオは私のレッスン室となる。今まで借りていた楽器や荷物を収納していた201号室も解約することになっている。今まで山ちゃんのお城だった事務室は資料室にするつもり。しかし飛ぶとり後を濁さず、、、、ではなくて汚いままだ。コンサートの疲れがとれないというのに、荷物の整理や掃除など、ついつい重いものを持ってしまったり、と足腰に痛みがひびく。夕方、根本先生の治療に行ったら、なるべく横になっているようにとのこと。現状ではそれは出来ない。根本先生か「10年間よく頑張ったね〜、よくやった!」と褒めていただき、緊張していた筋肉が少々ゆるむ、感謝。皆様のお陰です。

3月26日(土)
晴れ。現代邦楽研究所10周年記念コンサート当日。今まで現邦研の委嘱曲を全8曲演奏するという盛りだくさんなプログラムなので、早朝9:30からのステージリハーサルなのだ。出演者も全部で100名を超える。研究生、卒業生、各講師の社中の面々が協力しての大演奏会。10年をふり返れば、何処にもない豪華な顔ぶれの講師陣が繰り広げる多彩な授業、豊かな音楽性と広い視野を持って育っていった研究生、それぞれの立場でめざましい活躍の卒業生など、現邦研がもっとも誇りとする財産が培われてきた。今日がその集大成だ。菅野由弘作曲「遠雷の時」に始まり、三枝成彰作曲「花の乱」、池辺晋一郎作曲「ポピーエチュード」、鳥養潮作曲「UTA」、松尾祐孝作曲「新譜音悦多」、浦田健次郎作曲「三つの無言歌」、玉木宏樹作曲「福島潟幻想曲」、そして本年の委嘱初演作品、YUKI森本作曲「ELENA」。お客さまもいっぱいで盛大なコンサートだった。終了後は賑やかに祝賀パーティー。卒業生から、なぜか年齢と同じ数だけのバラの花束をいただき恐縮。第10期が終わったと言うより、やはり10年間のすべてが終了してホッとした、という思いが強い。二次会も更に盛り上がって、本当にお疲れさまでした!!

3月14日(月)
新宿の東京オペラシティで福永千恵子さんのリサイタル。2時からのゲネプロに立ちあう。いつものように監督の小泉浩氏(私の同級生でフルート奏者)と箏の音が一番響きのよい状態を検討。ステージ位置、立奏台や椅子なども考慮し、納得のいくまで何度も試す。千恵子さん本人が疲労しないかと少々心配。衣装は清楚な白と、黒地に金糸模様の古代楽器「瑟」に合わせた豪華なもの2着。
オペラシティリサイタルホールに丁度よい聴衆を集めて本番が始まった。主な箏の演奏家がほとんど来ている。千恵子さんの胸中を思うと心臓がドキドキしてくる。力強い十七絃の太い音から繊細な瑟まで、さまざまな箏の音を満喫したソロリサイタル。大成功おめでとう!
3月12日(土)
現邦研10周年記念コンサートのリハーサル。
12時からワークショップ生や卒業生による鳥養潮作曲「UTA」。本日はリサイタル前で千恵子先生がお休み。それにしても1箏と2三味線のメンバーが揃ってない。あと1回しか練習できないというのに、大丈夫か・・・・。不安がよぎる。今さら来られない人は出演するな! と怒るわけにもいかず、なんともはがゆい思いが続いている。2時間の練習は確実に成果があるので、また来週、メンバーがそろって始めから、やり直しになるのが空しい。
2時半から卒業生有志による三枝成彰作曲「花の乱」こちらは多少出席者は多い。しかし全員揃っての練習は出来ないまま、本番となるらしい。本日の時点での「花の乱」を仕上げていく。練習の号令はかけるが、もう本番まで自分たちの力でやってもらうしかないだろう。現邦研の卒業生を信じて・・・。
3月8日(火)
このところあまり動かずに少々滅入っていたら、竹内が三浦半島へ富士山を撮りに行くから、と誘われた。うららかで、よいお天気なので運転をさせてもらった。春の陽気で海は穏やか。しかし目的の富士山は見えず。春霞で何も見えない、、、、、ザンネーン! 若芽の干してある小さな漁港や、夏の季節を待つヨットハーバーをまわって、半日ドライブ。撮影はほとんど収穫なし。アンティークカメラが活躍していた。しかし気分転換はできたかも、、、、。
3月7日(月)
午後、乃木坂の福永千恵子さんの研究室へ。14日に行われる彼女のソロリサイタルのリハーサルを聴かせてもらう。箏、十七絃にくわえて、古代楽器の瑟とバラエティーに富んだプログラムだ。そもそも私が昨年11月にソロリサイタルをしたのも、千恵子さんの影響なのである。とにかくすべての音は全部自分の責任。これは想像するよりずっと大変なことでエネルギーがいる。体力も万全でなければならないし、精神的にも強靱でなくてはダメだ。すべてのコンディション(楽器調整や衣装も含めて)本番に一番よい状態にもっていくまで、そのプロセスをこなして行かねばならない。今日の時点でまだ納得いかないところがある様子なので、この一週間は集中してあきらめず、最終練習にかかった方がよいと思う。どんな仕上がりになるか楽しみだなあ〜、と他人事のような気分で帰ってきた。励ますことは出来ても、実際は何もしてあげられないのだ。
3月4日(金)
雪が降り積もっていて、まだ激しく降っている。スタッドレスタイヤをはいているとはいえ、愛車RX-8では少々心配なのでVOLVOで出かける。午前中、国立国際医療センターへ。院長の近藤先生の特別診療日。竹内が1週間ほど前、夜中に苦しくなって、、、と告白したためびっくり。さっそく心電図検査と血液検査。何事もなければよいのだが、飲み過ぎには十分注意が必要だ。少し飲むのを控えて、、、、と懇願する。帰りに目白のきしめんの美味しい「大村庵」へ。雪の日だから、と50円引きだそうだ。寒い雪の日には温かい汁ものが美味しい。
3月3日(木)
今週はプールを休むことにしている。月曜日の治療で根本先生からあまり動かずじっとしていなさい、ということだった。腰の具合がよくなかったからだ。しかし寝ていても突っ張ってきて、痛むのだ。必要最小限のことだけにして、今週はさぼるぞー。丁度、テレビはニッポン放送株の争奪戦について「フジテレビ対ほりえもん」興味が尽きず実に面白い。
夜、現邦研・研究科、YUKI森本氏の新作「エレナ」の練習。1箏メンバーの集まり悪く、合奏練習にならない。いつも出席者は同じメンバー。全員揃わなければ練習にならない虚しさを、噛みしめながら八分音符=88のテンポをキープする練習に終始。それでも出席者はお互いの音楽構造(それほど難しくはない)が解ってきたようだ。欠席者には声をかけて誘い出そう。全員が揃ってぴったりあったら、美しい音楽が生まれるだろう。
3月1日(火)
午前中、TA会議。いつものように竹内と私のスケジュール確認。その他連絡事項なども確認しつつ処理をする。
午後4時、TAスタジオにて現代三味線音楽協会の総会。*昨年度の事業報告と会計報告。*洗足学園音大への事務局移転について。*「子どもの居場所つくり」の計画案。などのついて話し合い、決議された。現邦研の移転に伴い、正式に洗足学園音大に事務局を移しての活動となる。NPO法人としての所轄先が東京都から神奈川県に移ることになるため、手続きが少々大変だろう。しかし場所を移動すると言うことは。地域性を活かした、新たな活動がおのずと生まれてきたりするのではないか、という期待もある。夜、出版芸術社の原田社長夫妻と食事。今回は目白の「鮨よし」さん。賑やかに話がはずんで楽しく飲み、お寿司も美味しかった。