2005年 4月
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4月28日(木)
ビクタースタジオにて、石垣征山作品集のための録音。連休前とのことで都内は渋滞。幸い順調にスタジオまで来たものの、駐車場が満杯で車が道路まで飛び出していて、溢れていた。現邦研アンサンブルでは石垣清美先生、福永千恵子先生、三橋貴風先生、青木彰時先生らとの合奏曲「阿波の風」と三絃二重奏「粋」。録音時に三味線はどうも嫌われる。バチ音の衝撃音が大きすぎて、他の楽器と融合しにくいのだ。ブースに入れられてしまうと音色的に気に入らないし、他の楽器と同じスペースだと音がかぶってしまって難しい。それでもミキサー服部名人にかかればうまくいくのだ。そう言えばディレクター藤本草氏とのコンビはいつまで続くのだろう。もうとっくに偉くなって現場から離れている立場なのに、、、、、いまだに二人コンビで仕事をしている。不思議だ、、、デモ嬉しい。
4月23日(土)
箏曲美音会の下合せ。5月1日に東京証券会館ホールで行われる第49回箏曲美音会演奏会の総リハーサルなのだ。日頃の研鑽を発表するために皆、頑張って練習してきた。努力が報われる人、緊張のあまり残念な結果になってしまった人、さまざまだ。努力もしてない人もいたりして、それはそれで勇気がいることではないだろうか。あと1週間、頑張ってもらいたいと切に願う次第である。弟子たちのことばかり言っていられない。私も頼まれて演奏する曲をしっかり覚えなければならない。特に「那須野」と「秋の曲」はまだうる覚え。一番苦手な暗譜、、、、ふう〜っ。
4月14日(木)
菜の花コンサートの本番だ。しかし朝9:30から洗足音大の教授会。はじめてなのでサボるわけにもいかないだろう。初めてのことは何となく要領が解らず、戸惑いもあり、わくわくもする。50名ほどが楕円形のテーブルを囲み、前田学長、岡田学部長、万代理事の所信表明を聞く。今年の新参ものが2名紹介された。作曲の佐藤昌弘氏と私だった。終わってすぐに飛び出し、新宿へ。幸い順調に到着してパークタワーでゆっくりとランチを食べ、美容室へ寄ってヘアーセットしてもらう。会場のオペラシティには予定通り1時に到着。2時から順調にリハーサル。開演前にほぼ満席。玉木宏樹氏と私で司会進行を務めながら本番を進める。それぞれにとてもいい演奏だった。少々お話しが長く、予定より時間がかかったがお客さまは満足して楽しんで下さった。珍しいほど評判のよいコンサートなだけに、今後も続けたいのだが、経済的負担が私個人にかかりすぎて、続行困難、、、、残念!!
4月9日(土)
第11期現代邦楽研究所、初めての洗足音大でのスタート。午前中は筆記と実技の編入試験があり、午後3時から開講式。今年度は22名の上級科と初級科の研究生が毎週土曜日にここで学ぶことになった。知った顔、初めての顔が並ぶ。月一回のワンポイント講座の受講生も50名を越えたとのこと。目白から溝の口に移っても皆さんが集まってくれることは嬉しい限りだ。大学の方は昨日の金曜日から授業が始まった。当面、私は基本的に火曜日、水曜日、土曜日に出勤するつもりでいる。問題は大学構内に車、乗り入れ禁止なのである。足腰が痛くて最近は、荷物を持ってほとんど歩けない状態なのだ。情けない・・・・。
4月7日(木)
14日本番の「菜の花コンサート」リハーサル。丸山和範氏の委嘱新作、箏・福永千恵子さん、十七絃・石垣清美さん、三絃が私。3人のアンサンブルは非常に楽しいのだが、三絃の調絃が一下がりという特殊なもので、三の絃にさわりがつかず、フラストレーションがおきる。作曲者通りの饒舌な二楽章もの。ご本人が来て、いろいろと注文が出され、イメージが少しづつ固まってくる。あと一週間でどこまで作品の真髄に迫れるか、勝負はこれから。エネルギーが若いときのように自在にはならない。それが最近の課題だ。私が出演しない玉木宏樹作曲「デルフォイの風」「ダンス・クロノス」の練習は聴いているだけで疲れ切ってしまう。音楽が自然に流れるようになるには一朝一夕にはいかないのだろう。あきらめず忍耐のうえでアドバイスをする。しかしヘトヘト・・・・。
4月5日(火)
邦楽評論家の笹井邦平氏からのご紹介でFM川崎「古今とうざい」という生番組に出演。午後5時から6時までに1時間。島岡美延さんというベテランのパーソナリティーの誘導で、おしゃべりをした。自分の音楽のこと。これから始まる洗足学園音楽大学・現代邦楽コースのこと。現代邦楽研究所のことなど。番組中にかける音源はルー・ハリソン「組曲」、玉木宏樹「いちめんの菜の花」、三枝成彰「DUO'87」の3曲をいずれも自分の演奏を選んだ。アッという間の1時間だった。終わってFMスタジオのあるビルの2階のお店で笹井氏とビールを飲み、歓談。
4月2日(土)
宿泊したホテルがなんだか解らない騒音で、よく眠れなかった。シャワーを浴びて気持ちを取り直して、写真美術館へ。テープカットや関係各氏のご挨拶で、写真展は開幕した。この建物は木造の瀟洒な古い洋館を修復して、写真美術館にしている。秋山庄太郎先生の花の写真を常設しているので、花の写真館ともいうそうだ。この福島周辺は桜の見事なところが多い。今年の満開はもうすぐ。午前中、多くのお客さんがいらして下さっていた。またまた昼食をたくさんご馳走になり新幹線で東京へ戻る。
4月1日(金)
午前10時、洗足学園音楽大学の入学式に出席。オーケストラの演奏付きでとても素敵な入学式だった。お昼からは新任教官の歓迎パーティー。大学職員の方々の紹介があり、和気あいあいと宴は続いた。これからは洗足音大の一員として溝の口に通うことになる。明るくて広い練習室と教官室に恵まれ、有り難いことと思う。どのような生活になるのか楽しみである。夕方、新幹線で福島へ。福島市写真美術館で明日から開催される、竹内敏信写真展のためだ。到着したら市の職員や関係者が待っていてくださって、美味しいお食事とお酒で歓迎していただいた。